ヒューストンには不妊の悩みを抱えた人の集まり(サークル?)も、いくつかあります。そこで最新情報の生の声を聞くのも参考になると思います。
ただ、私が数人のアメリカ人から聞いた話では、アメリカの医者は「患者を選ぶ」という事でした。自分の診た患者で、成功率(自分の経歴)や報酬が決まるからです。悪い表現かもしれないですが、結局は商売だという事です。
実際にアメリカ人で何人もの医者に断られて、結局どうしても子供が欲しいので、養子をもらったという人に何人か出会いました。
もちろん、彼女達ははっきり医者に断られたわけではなく、例えば、いくら自分の要望を伝えても、結局は「(その医者の)治療方針に従った上で要望をかなえましょう」と置き換えられ、とても(自分の思うようには)到達できないと悟り、これは「遠まわしに断られている」のだと自分から気が付いたと言っていました。
それに、お金がない人は問題外です。自分が払えなかった時に一体(誰が)(どこから)(いくら)払えるかを事前にはっきりさせていないと、初診から門前払いです。メキシコ人やベトナム人は、受付さえしてもらえなかった人が多くいます。
私は中国人や韓国人の友達から「日本人だから良い待遇を受けている」と言われているくらい充実した保険や病院に恵まれていたのかもしれません。でも、ネットやサークルで、いろいろ探しましたが、医者には恵まれませんでした。
それで、仕方なく日本に帰り手術をしましたが、後になってみれば正解でした。
日本には高額医療の制限があるので、最高額に達すると、それ以上に払ったお金は全部払い戻しが出来ます。
それから国保がなくても、アメリカで保険を使った金額より安かったです。