あくまで一意見としてご理解いただきたいのですが。。。
端的にいうならば、「日本人としての意識」を少しでも身につけさせたいと思うのであれば、通わせるべきだと思います。
家で親が教えられることというのは、思うよりずっと少ないと思われ、それよりも、同世代の日本人と同じ時を過ごすということが重要ではないでしょうか。
先生が云々という話はよく聞きますが、一応カリキュラムがあるのですから学習の内容としては大差ないと思われますし、小学校レベルの学習内容であれば親が十分にフォロー出来るはずですから、例え学校の授業が満足のいくものでなかったとしても、それが補習校に行くかどうかを決める大きな要因にはならないのではないと思います。そもそも論として、週に一回しか開校されない学校に学習面で期待するほうが無理だと思うのですが。。。。
勉強云々ではなくて、日本人だけの社会集団(補習校)に属することで得られる無形のもの、たとえば文化的なものであったり、思想的なものだったり、日本人としての常識であったり、人と人との接し方や、他人の前でどう振舞うかなど、現地校では決して学ぶことのできない要素が沢山あると思われます。
勉強は詰め込めても、常識や文化は詰め込めません。
仮にこちらに長く住まわれるとして、日本人としてのアイデンティティをというのであれば是非通うことをお勧めしますし、却ってそれを嫌うのであれば、お止めになったらいかがでしょうか。実際、帰国子女のなかには、顔は日本人だけど、考え方も行動パターンも到底日本社会には馴染まないという方もおられますよね。週に一度ということでどれだけ効果があるのかは、私もわかりませんが、行って困ることはないと思います。
また、日本にいれば当たり前にはいってくる情報も、ヒューストンではごくごく限られていますから、日本的な行事を皆で楽しく体験出来るだけでも、異国の地においては重要ではないでしょうか。。。