▼やさいさん:
>塩豚作ってみました。
>おいしいです。薄切りをフライパンで焼いたものと、空芯菜さんのおっしゃるゆでるものと二種類作りました。
>おいしいですね。
さっそくお試し下さり、ありがとうございます。
燻製の香りのしないハムのような感じですよね。今度は燻製にしてハムを作ろうと言うと、家内が横から「あれこれ凝らないで買ってきたほうが早い」と一言(家内はとっても賢い女性です)。
作って5日ほど放っておいて「そろそろ茹でないと」というときに面倒くさくなって冷凍庫に放り込んでしまったことがあります。熟成が進んだやつを冷凍してしまうと、熟成が止まるらしいです。生肉を家庭で再度冷凍すると味が落ちますが、塩豚に加工してあるとわりと大丈夫のようです。
私の目下のささやかな悩みは、脂身のところが脂くさくなってしまうことがあることです。塩をいい加減にまぶしているからかもしれません。または、脂が強い肉の場合は、塩だけでは太刀打ちできなくて、スパイスが必要ということかもしれませんね(ベーコンになってしまいますね)。
関係ありませんが、その他の私のおすすめレシピです。
昆布酢:ジャムなどの空き瓶に昆布を適当に入れて、酢を注ぎます。この酢を普通の酢の代わりに使います。たとえば、ほうれんそうをゆでて、適当に切り分けて小鉢(当地では適当なガラスの器)に盛り付け、器ごと冷やしておきます。食べる直前に、昆布酢大さじ1〜2、そうめんつゆ大さじ1を回しかけます。新潟・山形あたりで菊の花の酢の物がありますが、昆布酢ほうれんそうは、なぜか菊の花の酢の物を思わせる(私にとって)懐かしい味になります。寿司飯を作るときの酢を昆布酢にしてもおいしいです(寿司飯がちょっと昆布くさくなりますが、巻物とかにしてしまうとわかりませんし、確かに一味違います)。
ひじき煮:WEL・PAC印(JFC International Inc.)のひじき半袋をボールにあけて水を注ぎ冷蔵庫で半日ほど戻します。テフロン加工のフライパンにごま油を熱し、水を切ったひじきを放り込みます。少し火を入れてやって、海草くささを適宜飛ばします。中華街で買ってきた缶詰のINARIZUSHI-NO-MOTO 284g(味つきの油揚げです)の半量を刻んでいれ、蓋をして煮込んでいきます。たぶん少し味が足りないので、ほんだし少々、しょう油またはそうめんつゆ少々、お好みで豆板醤(唐辛子の代わり)、砂糖またはみりん、追加のゴマ油などを入れて少し煮込み、適当なところで蓋をとって水分を飛ばしていきます。お好みの状態まで水分を飛ばしてできあがりです。これの材料は、全部中華街のスーパで入手できます。
書くと長いですが、実に簡単です。この間、水は一切加えていません。なお、残った油揚げは、蛇口のお湯でよく洗って塩分、甘みをおとすと、頃合の薄味の稲荷寿司のあげになります(すぐに食べる時に限る)。
混ぜご飯:ご飯をとぎ、分量の水を少し減らし、昆布を浸します。出来上がったひじき、刻んだ油揚げ、きざみ椎茸などを適当に入れ、みりん少々、色づけ用のしょうゆを少しをたらします。日本酒も少々。しょうがの絞り汁をぜひお忘れなく。お好みで、ゆでておいた鶏肉や色どりのニンジンのみじん切りなどを加えても。炊き上がったら味を見て、塩をふってまぜると出来上がり。しょう油で味を決めてしまうと、田舎風の濃い味付けになります。しょう油は色づけ程度に使い、塩で味を決めると上品に味が決まります。
ヒューストンに居ながらにして、ほっとするような日本の味が楽しめます。
おいしい冷奴が食べたいなあ。これは、ヒューストンでは果たせない望みですかね?豆腐店を知らないので。