市民権を持つことでのマイナス面もあります。
ご存知かもしれませんが、市民権を取得すると、日本国籍がなくなるので日本に長期(3ヶ月以上)滞在する際にはビザが必要になります。日本で長期で帰らなければならない様な事態(親の介護や見舞いなど)も考えられなくもありません。
日本側の年金は、日本人であれば海外で暮らしていても「任意加入」もしくは「カラ期間」にすることが可能ですが、日本国籍を失うと一旦、今までの日本の年金を清算する事になる様です。
アメリカの年金と日本の年金を合算して受け取るには、日本国籍を受給可能の年齢まで保持する事が条件のようです。(役所の担当者によっては、受給必要年数(カラ期間も含めて)日本は25年を得ていれば可という人もいました)
※私は素人なので、詳しくは日米の役所で確認してみてください。
まったく日本側の年金を期待していなければ良いですが、せっかく納めていたのにいざ受給となった時にトラブルにならない様にご注意下さい。
あと連邦政府関係など一部の職業には、アメリカの市民権を持つ人に限るという条件もあります。
裁判の陪審員の依頼の葉書きも来るようになります。(永住権のみでも届くようです)
アメリカ市民であれば、税金面や日本にある遺産相続に税金が免税されるとか聞きますが、正しい情報かどうか解りません。この辺りについては専門家に相談した方が良いと思います。