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アメリカの保険について

アメリカの保険について - 07/1/13(土) 2:43 -

アメリカには日本のように国民健康保険という制度がありません。
診療費負担率一律3割という夢のような制度はアメリカには存在しません。

ふうさんは、ご自分(もしくはパートナー)の意思で、現在加入されている保険を購入されていると思います。もう一度どのような場合に保険が適用されるかは確認されたほうがいいかと思います。
(せめてCoPayとDeductibleの額は知っておいたほうが良いかと思います)

加入されている保険や種類によって、キム先生のところでは取り扱えない場合があるのはアメリカでは普通のことです。(PPOやHMOなどの選択によりカバーされる病院や保険額は変わってきます。)
日本人適感覚で通院された場合、これらの説明がないと病院側に落ち度があるように感じると思いますが、基本的には確認を怠った個人に責任があります。

まず病院に行く前に保険会社に連絡を取り、この病院にかかるけど保険は適用されるのか？ということを聞くべきかと思います。

私が知る限りの保険の知識として、まずCoPayとは、診察時に必ず支払うお金です。
Deductibleの金額が0でも、Copayが20ドルという保険に入っている場合は、診察時に20ドルを支払う必要があります。

Deductible 0ドル Copay 20ドル：診療時に20ドル払うが、通常はそれ以降請求書は来ないはず(ただし保険会社に診察前に確認したほうがいいです)

Deductible 1000ドル Copay 20ドル：診療時に20ドル払います。さらに診療費の合計が1000ドル未満であった場合、請求書が送られてきます。Deductible1000ドルは、1年間の診療費の合計になるので、年に数回治療のために通院されて、その年の合計の診療費が1000ドルを越えた時点で、あとは保険会社がカバーしてくれるというものです。ただし、年1000ドル以上支払ってもCoPayは毎回の診療ごとに支払う必要があります。

日本人の方でよく間違われるのは、CoPayさえ支払えば、その回の診療費は終わりという考えの方が結構いらっしゃるようです。基本的にはDeductibleの額を超えるまではすべて自己負担になりますのであとから請求書が送られてきます。

Deductibleが0ドルの保険に加入されている方は、CoPayを払えばそれ以上診療費は請求されないので、間違われる方が多いようです。
まずふうさんの保険のDeductibleの額を確認されたほうが良いかと思います。