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5本も打たれなくて済む方法
 Immunization  - 06/11/19(日) 1:10 -
日本人のお子さんが皆沢山のshotを受けているということを聞いて心を痛めている者です。以下がアメリカでの予防接種スケジュールですが、複雑なので簡単にご説明します。
http://www.cdc.gov/nip/recs/child-schedule-color-print.pdf

・HepatitisB(B型肝炎): 3回接種。こちらでは生後6ヶ月位までに3回済ませていることが多いですが、何歳になっても受けられます。日本では義務付けなし。
・DTP(ジフテリア・破傷風・百日咳): 日本では2歳半までに4回、こちらでは1歳半までに4回、4−6歳で1回。
・IPV(ポリオ): 日本では1歳位までに2回。こちらでは1歳半までに3回、4−6歳で1回。
・MMR(麻疹、ムンプス、風疹): 日本では1歳過ぎに麻疹・風疹を1回。最近の制度改定で小学校就学前にももう1回。ムンプスは義務付けなし。こちらではMMRを1歳過ぎに1回、4−6歳で1回。
・Varicella(水痘): 日本での義務付けはなし。こちらでは1歳過ぎに1回(時に希望で2回)。過去に水痘にかかったことがあれば免除。
・HepatitisA(A型肝炎): 日本での義務付けなし。こちらでは義務と言うわけではないが、州によっては1歳以降に2回接種が勧められる。
・HibとPCVは小さなお子さん向けの予防接種で、学童期に渡航されるお子さんには必要ありません。

例えば5歳で渡米したとしましょう。日本で必要な予防接種をすべて受けていても、こちらでは初回にB型肝炎、ポリオ、DTP、MMR、水痘、A型肝炎などが必要になります。B型肝炎はさらに2回、MMRとA型肝炎もさらに1回ずつ必要です。ところが、最近はB型肝炎とDTPとポリオワクチンが合わさった注射(Pediarix)が使われるようになりましたので、これらは1回の接種のみで済むようになりました(より高額になるかもしれませんが、保険もきくはずです)。私のお勧めとしては、日本でムンプスと水痘(もし以前にかかっていなければ)の任意接種を受けて渡米することです。そうすれば、渡米後の初回診察で、Pediarix、MMR、A型肝炎の3つを受け、2回目の診察でB型肝炎1回、3回目の診察でB型肝炎とA型肝炎、これですべて終わりです。ポリオは4歳以降にPediarixを受けていれば以後の追加接種は必要なしです。日本で就学し、MR(麻疹・風疹)を受けたお子さんは、ムンプスの任意接種も一緒に受けられることをお勧めします。そうすればこちらでMMRを受ける必要はなくなりますので。
ちょっと長くなりわかりにくいと思います。ご質問があれば何なりとどうぞ。


引用なし

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予防接種について教えてください kkk 06/11/16(木) 20:22
大丈夫ですよ♪ みみ 06/11/16(木) 23:27
Re:大丈夫ですよ♪ ナース 06/11/17(金) 12:34
Re:大丈夫ですよ♪ みみ 06/11/17(金) 13:30
5本も打たれなくて済む方法 Immunization 06/11/19(日) 1:10
訂正(ポリオワクチン) Immunization 06/11/19(日) 1:30
裏技(ポリオワクチン) Immunization 06/11/19(日) 2:07

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