お年頃なので、悩まれるのも無理ないことと思います。
お子様本人にとっては様々なリスク(言葉が悪いかもしれませんが)を伴うことになりますので、まずは本人の意思と覚悟がどれだけあるのかが第一だと思います。
単位のトランスファーなどの事務的な手続きは親御さんが頑張ればいいことですが、現地校での学校生活は本人次第になります。ですから、卒業に足る単位や成績については、何よりも本人の意志の強さ(努力)に大きく依存すると思います。
現在、ヒューストン(Katyなど近郊含む)のどの高校も、言葉の出来ない生徒を受け入れる万全の体制があるとは言えないと思います。日本人が多いStradford High(Spring Branch ISD)は、比較的単位が取りやすいシステムになっているようですが、あくまで3年卒業しやすい(通常は4年卒業)のであって、途中から入学してくる生徒に有利かどうかは何とも言えないかと思います。
一つ言えるのは、中学から来ている子供たちですら楽をして高校を卒業しているわけではないということです。途中で挫折する子もいます。
帰国子女受験も、最近はAO受験との境界線がなくなりつつあるようで、競争が激化しています。また、以前より海外在住日本人が増えていますので、2年未満の短期間の場合は帰国子女としての受験が逆に不利になる可能性もあります。
もしお子様が渡米を強くお望みであれば、安全策として、現在通われている高校を休学して1年間の海外留学という形で渡米される方法もあります。1年間ヒューストンで生活してみて、現地校にも馴染み、卒業できる見込みであればその先も考えられますし、もしダメであれば帰国して元の高校に戻ることも出来ます。(1学年落ちますが)
学校情報サイトとしてはgreatschools.orgというサイトがありますのでご参照ください。
ご質問のお答えになっていないかもしれませんが、進路に関しては皆様色々なお考えがあると思いますし、渡米が成功する場合も失敗する場合も様々ですので、あくまでご参考としてお考え下さい。
▼渋谷さん:
>ヒューストンに赴任になるのですが、高校生の子供の渡米を迷っています。
>年齢的にハイスクールの3年に編入することになると思いますが、約2年の
>滞在で、卒業まで出来るものでしょうか。
>丸2年にならないと、帰国子女受験も難しいと思われますが、そのまま
>アメリカで大学進学できるような成績や順当な卒業が見込めるもなのか
>情報があまりに少なくて困っています。
>以下のようなことや、他にもご助言がありましたらご教示くださいませんか。
>
>・高校の途中で編入する場合、単位のトランスファーの準備含め、
>日本で準備すべきことと、準備するうえでの注意点。
>・ヒューストンの高校で、勧められる学校とその理由。
>(学校を第一に考え、通勤が遠くなることはある程度許容するつもりです)
>・帰国子女受験を考える場合の準備の方法。(補習校だけ?)
>・ヒューストンの学校区のHPは、海外からのアクセスをブロックしている
>ようで、現在直接メールもできていません。代わりになりそうな
>情報サイトなどもご存じでしたらお願いします。
>
>日常英会話は出来ます。英検二級を持っています。