この四月からヒューストンでの初めての外国暮らしをしているものです。
勤め先はヒューストン大学です。
私は年長の男ですので、あまり参考にはならないかもしれませんが、生活費アパートについて私の立場からお話します。
住む場所ですが、ヒューストン大学周辺はお勧めできません。ヒューストンはドーナツ化現象が徹底的に進んでいるようで、ヒューストン市全体もドーナツ化現象で裕福相は日本人も含めて郊外に住んでいるようですし、ヒューストン大学周辺も大学を中心として、ドーナツ化現象が起きているように思います。現地の人にも大学周辺に住んではいけないと言われました。そして、おそらく大学の学生や務めている人で徒歩や自転車で通学している人はいないのではないでしょうか。学生の人たちも含めてほとんどの人が車を利用しています。私自身は、メトロバス(メトロバスも安全ではないと現地の人には言われました。)を利用して一時間ほどかけて通勤しています。私の生活範囲では、徒歩や自転車で買い物に行く人たちすら一度も見たことがありません。とはいえ、私は、車を持っていないので、すぐ隣の店(と言っても200メートルぐらいありますが)まで歩いて買い物に行っています。ヒューストン(テキサス州)では12歳以下の子供は一人で外出してはいけないという州法もあるようです。
ここまで書くとすごく危険な印象があるとお思いになるでしょうが、私自身は全く危険を感じていません。自分が男であることと、日が暮れてからは外出していないようにしていることもあるのでしょうが、むしろ日本よりも快適に感じています。メトロバスも私と同じバスを若いアジア系のヒューストン大生が一人利用しています。ただし、現地の若い白人の女性は一切利用していません。そのバスの利用者はアフリカ系のアメリカ人か留学生だけです。
生活費に関しては、すべての面で日本よりも安く生活することが可能です。特に自炊した場合、一人暮らしでも日本と比べても半額ぐらいで生活することができます。今のところ一日10ドル程度の食費で生活できています。アパートも同じ家賃で2倍から3倍以上広いところに住むことができると思います。私のところの場合、エアコンと巨大な冷蔵庫と巨大なオーブンが二つついていました。またそれらのパワーたるや日本のものとは想像もつかないほど強烈です。石油で発展してきた都市であることもあり、省エネは一切考慮されていません。また収納するところもたくさんあります。ただ、物やアパートのつくりは日本人の感覚からすると30年くらい前のつくりです。
ヒューストン大学のアパートがどういうものかはわかりませんが、最初はそこに住んでみると良いのかもしれません。ただし、車なしで生活するにはヒューストン大学の立地条件は良くないと思いますし、敷地の外に徒歩で出ないことをお勧めします。しかし、大学の敷地内は数多くレストランやファーストフード店がありますし、ボーリング場やビリヤード場などゲームコーナーまであり、快適です。また、大学常駐の警察がいて、安全のため監視カメラも設置されているとのことです。
以上です。参考になると良いのですが。