アルコールレベル0.08%が、法律が定義する「酒気帯び」ですね。
残念ながら、飲んだ量と血中アルコール濃度の相関は、個人差が大きく。ここまでだったら絶対安全という量はないと考えてください。
日本ではアルコールレベルがどんなに微量でも検知されたらアウトと、法的基準が異なりますから「乗るなら飲むな、飲んだら乗るな」が原則です。じゃあ、飲んだら何時間運転できないのか、料理にもアルコールは使われているじゃないか、ということになると、これも難しい話ですね。寝酒にビールをコップ一杯飲んだ人が、翌朝の血中レベルでまだ微量にアルコール検出される可能性はあります。
アメリカでは、レストランでビールかワインを1杯飲んで、ゆっくり食事をして、
帰途に付く頃には、アルコールレベルは0.08%以下になっているケースがほとんどでしょう。でも個人差は存在しますし、体調にも左右されます。そして、人間という者は、どんなにしっかりしていても、薬物による脱抑制には弱い生物です。1杯だけが2杯、3杯になることは普通ですし、いったん酔ってしまえば、それからタクシーを呼ぶなんて、やらないでしょう。
公共交通機関の不備を理由に、自分と家族と、あなたとまったく関係のない善良な市民を、危険にさらさないでください。Designated DriverかTaxi、少しお金はかかるし、仲間から白い目で見られるかもしれませんが、飲酒運転をよしとする仲間からは、誘われなくなった方が長期的には良いかもしれません。
おせっかいだとは思いますが、このヒューストンなびを見ている他の日本人が、飲酒運転をして、何もかもを台無しにしてしまわないように、発言しました。(アルコール濃度の上限は日本より甘いかもしれませんが、アメリカの訴訟世界で、飲酒運転による人身事故を起して、将来まともな人生が送れることはありえません!)